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幼い頃に見たアニメに影響されて、料理人になりたいと思った。で...

自分の手料理でみんなに笑顔を

僕が自分で料理を作り始めたきっかけは、あるアニメからでした。それは天才料理人の少年が毎回すばらしくおいしいものを作って、大人たちの舌を驚かせるというものでした。今から考えると、現実的にはありえないものばかりでしたが、僕もいつか、アニメの主人公と同じようなものを作って、大人たちを驚かせようと思っていました。でもだんだんと大人になっていくにつれて、やはり、あくまで趣味の方がいいのではないかと思い直すことになりました。確かに好きなことを仕事にするのは幸せなことかもしれません。でも、毎日毎日作っていくと、好きなものだったのに、いつか飽きてしまう日が来るのではないかと心配になることもあります。だから、夢は夢のままの方がいいのではないかと考えるようになり、今では、料理の道とはぜんぜん違う道を歩んでいますが、後悔はしていません。でも、趣味としておいしいものを作るのは続いています。たまにプロ顔負けのこったものを作ったとき、妻を含めてみんなが驚いて僕をほめてくれます。僕はそれだけで大満足だったりします。ある意味、僕は幼い頃に見た夢を叶えているとも言えます。確かに僕が作ってくれたものを食べてくれるのは身近な人ばかりです。でも、おいしいおいしいと言って笑顔なのだから、別にプロではなくても関係ないと思うのです。`

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